最近読んだ本

昨日読み終わったばかりの本。著者は精神科医の先生だけど、文章に引き込まれると言うか、とにかく面白い!

ラストの方に、まさに彼①の症状にピッタリの事が書いてあった。

「うつ」だけで彼を考えていたから、判然としなかったんだんだね。軽躁の時・・・と捉えると、合点が行く行動がたくさんあった。

どちらにしても、病か性格か判別しにくく、軽躁のときの輝きが人を魅了する、そんな彼①は人間らしい存在だね。まあ、生きる意欲だけはスゴイから。大丈夫だろう。

問題は、躁なんです   正常と異常のあいだ (光文社新書) 問題は、躁なんです 正常と異常のあいだ (光文社新書)

著者:春日 武彦
販売元:光文社
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続けて、現在読んでいるのがこれ。

最近、うかがってるケースに3件ほどこんなお宅がある。でも、わたしの場合は4歳上の姉の家もスゴイし、集金に行ってる先にもスゴイうちがあったし・・・全然驚かないし、むしろ「聞いてたほどひどくないなあ。利用者さんがこの方が心が落ち着くなら、支障のない範囲でこのままにしておいたほうがいいのかも?」なんて思っちゃう。

ところが先日、ワーカーの連絡会議があり、そんな感覚なのはわたしだけらしい・・・って事が判明した。他のワーカーさんたちは家事のプロ、利用者さんを尊重しながらも、少しでも快適に生活できるようにと努力を惜しまない様子。

何よりも、「不潔なのは良くない。」って。そりゃあそうだけど・・・う~ん、どうもわたしは根本的にどこか違うのかな?と考えさせられてしまったよ。

会議のケースは、「無理せずできることを試みて、もう少し様子を見ましょう。」と言うことになったけど・・・介護の方法も正解がないだけに難しいね。

それにしても・・・お姑さんと同居し始めてから?以前からかな?お子さんもいるのにメチャクチャになってるお宅。娘さん夫婦と犬が出て行ったとたんに全く散らからなくなったお宅。いつ行っても何一つ位置が変わらないかのように整い、完璧すぎるお宅。通販の品物であふれかえっているお宅。骨董品のような家電製品や壊れかかった家具ばかり、でも実は預金はすごく持ってる様子のお宅などなど・・・いろいろあって面白い~~。

かくいう我が家もあまり片付いていないんだ。特にこの数年、全くダメだった。最近ようやく片付けようと言う気持ちになってきたけどね。長女のところも徐々に侵攻が進んでる。

「家の中」ってその人の心を反映するね。そんなことも改めて実感し、参考になった。

病んだ家族、散乱した室内―援助者にとっての不全感と困惑について (シリーズケアをひらく) 病んだ家族、散乱した室内―援助者にとっての不全感と困惑について (シリーズケアをひらく)

著者:春日 武彦
販売元:医学書院
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遺品整理屋は見た! 遺品整理屋は見た!

著者:吉田 太一
販売元:扶桑社
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散らかった部屋に関連してもう一冊。

孤独死その他、亡くなった方の部屋の後片付けの様々なエピソードが興味深い。

人間って不思議な存在だね。哀しさと、強さと・・・「面白い」と言う一言では済まされないけど・・・。

これらの本の話をしていたら、夫が一言。「あなたに学んだ事がたくさんあるよ。何事もきちんとしなくてはいけない、と言うことばかりじゃないってね。・・・ただ・・・この部屋はちょっとひどいかもね。」だって。ほめられてる?のかな?

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最近読んだ本

相変わらず、少しずつですが、本を読んでます~。わたしの読書傾向は全然変わってませんcoldsweats01

ちょっと落ち込むと、PCで市の図書館のHPを開き、何冊か本を予約して借りてくる・・・読みきれないときもあるけど、その本をテーブルの上に積み上げておくと安心するんだよね。不思議です。

映画も観たいな~~。

モラハラ同盟の管理人さんの本も注文しましたよ。

家庭モラル・ハラスメント (講談社+α新書 400-1A) Book 家庭モラル・ハラスメント (講談社+α新書 400-1A)

著者:熊谷 早智子
販売元:講談社
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家族を「する」家 「幸せそうに見える家」と「幸せな家」

家族を「する」家 「幸せそうに見える家」と「幸せな家」
販売元:セブンアンドワイ
セブンアンドワイで詳細を確認する

暴走老人! Book 暴走老人!

著者:藤原 智美
販売元:文藝春秋
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「キレる」人たちが多い現代社会の病理について、考えさせられる2冊です。

情報社会についていけず、戸惑うお年寄りを分析した「暴走老人!」は大変参考になりました。

「暴走老人!」と同じ著者なので、[家族をする家」も読んでみました。ちょうど、長女が自立してゴタゴタしていた時期なので、タイトルを見た夫はどんな気持ちがしたかなあ?ちょっと無神経だったかな?・・・まあ、それほど重い内容じゃないですよ。

おひとりさまの老後 Book おひとりさまの老後

著者:上野 千鶴子
販売元:法研
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彼女①が彼①の目の前でこの本読んでいたとかで、「あてつけだ!」って怒ってた。普段の言動と違うじゃない?ふ~ん、やっぱり①と一緒にいたいんだ・・・とちょっと思った。

わたしも読みたいなと思って、図書館に予約した直後だったので、何だかんだ言って彼女①とわたしは共通点が多いんだよなあ、と言う思いがかすめて、苦笑いしたよ。

まあ、女性の生き方を考えるには軽い気持ちで参考に読めるかも?現実の厳しさや切迫感がないけど、それはそれでいいのかもね。

悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ Book 悲鳴をあげる学校―親の“イチャモン”から“結びあい”へ

著者:小野田 正利
販売元:旬報社
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最近話題の「モンスターペアレント」について言及した本。

日本の学校制度や先生方の努力、人と人との結び合いなど、自分の狭い見方を反省し考えさせられる一冊でした。

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モラハラ本、発刊のお知らせ。

Q&Aモラル・ハラスメント―弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別 Book Q&Aモラル・ハラスメント―弁護士とカウンセラーが答える見えないDVとの決別

著者:橋本 智子,谷本 惠美,矢田 りつ子,熊谷 早智子,水野 紀子
販売元:明石書店
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昨年末、ようやく発刊にこぎつけた労作。先日、増刷が決まった、と「モラル・ハラスメント被害者同盟」の管理人さんから、喜びのメールが届いた。

巻末に「モラハラ被害の実態に関するアンケート調査」が載っている。わたしも回答して、協力させてもらったよ。

発刊されてすぐに、購入したんだけど・・・どうも気が乗らず、読み進めずに日が過ぎている。

今のところ、「共存」を選んでるせいかなあ?離婚に向けて動いていないから、何となく「同盟」とは別路線のように感じてしまう。それでも、いつもお知らせを送ってくださる管理人さんには感謝してる。

が家の場合は、以前よりはだいぶモラハラが少なくなった、とは思うんだ。でも、やっぱり昨日のようなことが続くと、気がめいる。

そんな夫と向き合うのが辛くて、わたしは別な男性のところに時々逃げてるんだ。わたしは、今はこれでいい、とようやく自分で納得できるようになったけど、他人にはオススメできないかもしれないね。

それでも、「モラル・ハラスメント」と言う言葉を知ることが出来、たくさんの情報を得て、いろんな人と知り合い、自分を見つめなおすことが出来た。もうすぐ丸3年になるね。

「わたしが悪いんじゃない。」とわかったこと。それだけでも、すごく世界が変わった気がする。ホントに感謝。

でも、今は「離婚」より「共存」を選んでるから、どちらかと言うと、そういう傾向の話に心を動かされてしまうのも事実。

今日、読んだ雑誌で、熟年離婚を取り上げた離婚カウンセラーのお話・・・そっちの方が共感しちゃったね。

「夫婦ってのは他人同士が愛情と信頼で結ばれているんだから、他人としての礼儀、不快にならない程度のマナーはあって当然。」「仲良くならなくてもいい。でも、何も別れることもない。その程度のとどまり方をして行けばいい。」

彼①も②も「家庭を壊すな」って、それだけはいつも言うんだ。今は、わたしも彼らの言う通りにしようと思うんだ。辛い時もあるけど、やっぱり父親とは一緒にいたい、娘たちもそう思ってるみたいだしね。

わたしはまだまだ模索中で、同盟では落ちこぼれだと思うけど・・・モラハラと闘ってる皆さんを応援して行きたい気持ちはもちろんあるんだ。

本当に苦しんでいる人は、加害者(夫)と離れたほうが良いんだろう。わたしも「こんなに頑張っていないで、離れたら楽になるのかもしれない。早く離れれば良かった、と後で思うのかも?」と良く思うんだけどね。

ひとりくらい、こんな人間がいてもいいかな?反面教師でも何でもいいから、わたしの生き方を参考にしてもらえるといいかなあ、なんて思ったり。

もう少し読んでから、また感想を綴るつもり。良かったら、皆さんも読んでみて欲しいと思う。

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最近読んだ本~「コントロール・ドラマ」

「アダルト・チルドレン」実践篇―家族に潜むコントロール・ドラマ Book 「アダルト・チルドレン」実践篇―家族に潜むコントロール・ドラマ

著者:信田 さよ子
販売元:三五館
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最近、と言っても少し前に読んだので内容がうろ覚えだけど・・・。

夫から「モラル・ハラスメント」を受けている、と感じてから、もうすぐ3年。いろんな本を読んだ。モラハラ・アダルトチルドレン・家族関係・夫婦関係・共依存・自己愛性人格障害・境界性人格障害・・・ETC.

この本の中の「インナーペアレンツ」と言う言葉に共感がもてた。「チャイルド」ではなく「ペアレンツ」なんだよね。

親の子どもへの支配。自分と親が未分化で、自分の中に親が入り込み寄生している・・・。自分の外に親がいるのではなく、自分の判断基準。自分の人生の中に親が入りこんで来る・・・すごく良くわかる。著者は「まさに日本の親」と書いてあった。

「支配」と言うと、真っ先に浮かぶのは姑。姑は「息子のために・・・。」なんて言わない、あくまでも自分のことしか考えていないけど・・・姑本人はそんな自覚は全然ないだろう。子どもをかわいく思う、ごく普通の母親だと思ってるだろうね。

でも、結局姑は自分のことがいちばん好きで、いちばんかわいいんだ。息子である夫に、「子どもは親の面倒を見るものだ。」とプレッシャーを与え続けてきた・・・夫は子どものころは反抗せずに言うことを聞き、高校を卒業すると同時に、進学に名を借りてそこから逃げ出したんだね。それを助けてくれたのは、亡き義父だったのかもしれない。

紆余曲折を経て、夫もようやく義母の支配から抜け出せた・・・そんな気がする。昨日、義姉からの電話のことを話すと「オレは絶対にばあさんを引き取らない。そばに来たら、オレが死んでしまう。」とはっきり言っていたから。

事の是非や実際できるかどうかはともかくとして、夫が母親から受けた心の傷を自覚し、NOと言えるようになったことは、良かったんじゃないかと思う。まだ、姑本人に直接ぶつけることはできないけど、わたしには明確に吐露するようになった。

まあ、姑は今さら治らないだろうし、言ってもわからないだろうから、もういいけどね。

夫が母親の支配と闘い、葛藤してきたことは、長女がよくわかってる。「パパは良く頑張った。あんな母ちゃんでよく生き延びてきたよ。」なんて言う。これまた、夫本人には言わないけどね。

たぶん、わたしはそんな夫を理解していたけど、うまく回っていなかったんだと思う。以前は、夫を護ろうとして自分が全部引き受けて頑張ろうとしたり、葛藤に苦しむ夫の八つ当たりを受けて凹んだりしていた。

そんな夫と向き合ってるのが辛くて、他に好きな人も出来ちゃった。わたし自身が父親のいない家庭に育って、男性への思慕が強かったから、もうのめりこんで尽くして共依存。

夫も彼①も、わたしがいなくちゃダメなんだ、わたしが何とかしてあげなくては・・・そんな自分からも少し脱却できたように感じる今日この頃。彼らが自立し始めた時は寂しくてしがみつきたくて、ずいぶんジタバタしたけどね。(夫はそうでもなかったけど)

今はだいぶ気持ちが楽になった。勝手に自分でカウンセリングしてるけど、「共依存」の長いトンネルは越したかな?夫とも彼とも「対等」になれるようになった気がする。わたしがそう感じることで、お互いの関係も落ち着き、相手も変わって来たように思うんだ。

相手を「支配」しようと言うもくろみは、下手すると陥りやすいよね。とくにわたしはね。夫や彼①がいなかったら、わたしは娘たちに共依存し、支配しようとしてつぶしてしまったと思う。

カウンセラーの先生によると、その辺は自己防衛が働くのか、代償行為によって自分を救おうとするらしいけどね。人間の心って案外強いものらしい。

先日、彼②に姑の愚痴をこぼそうとしたら、さりげなく話題を変えられたんだ。その時に思った。ああ、自分の問題は自分で解決しなくてはいけないんだ。

以前電話カウンセリングで「自分のことは自分で救って行くしかないんですよ。人間関係で自分の心の隙間を埋めようとしてもダメです。」と言われたっけ。それを思い出した。

不思議に苦しくも寂しくもないんだよ。そうだよね・・・自分の事は自分で受け止めて自分の問題として捉える。相手と会った時はそのひと時を楽しく過ごしてお互いに元気をもらう存在でありたい。それは、自分が相手に必要とされてないとか、好きじゃないのかもって、不安になることじゃないんだ。安心していいんだ。少し、そう思えるようになってきた。

以前この本を読んでいたら、どう感じたかはわからないけれど、今は「この本に出ているような問題は、だいぶ乗り越えて来たなあ。」と確認できたように感じる。自画自賛になっちゃうけど、わたしも少しは成長できたのかな?

家族や夫婦関係についても、「人生二度結婚説」の著者の考えに賛成できた。人生で何人もの異性を好きになってしまうことはよくある。夫婦は一度くっついたら離れてはいけないものだと言うものではない・・・。渡辺淳一先生もよくエッセイでそんなことを語っておられるよね。

子どももいるし、経済的なことを考えると、いろいろ問題はあるけれどね。でも、いろんな人を好きになってしまうのはしょうがないと思うよ。夫のことも今だってたぶん好きなんだ。大好きだったから結婚したんだし。

でも、他にも好きな人が出来ちゃったんだ。夫にはない部分を補ってくれるんだ。みんないないとダメなんだ。

わたしはようやく最近、自分がわかってきてそれを悟った。彼①にも「わたしはいつも誰かを好きでいないとダメだからさ。色狂い・・・もう一生それでいいんだ。」と言ったよ。

ただ、母親としてはそんな顔を娘たちに見せてはいけないね。子供たちが大人になるまでは、もう少し親としても頑張っていかないとね。

また、いろんな人を好きになってしまうことが、夫への裏切りであり、人として間違ってることであるならば、いずれ罰を受けなくていけないだろう。それも仕方がないと思ってる。結婚ってのは、その人の専属になるって言う約束なんだからね。

ともあれ、わたしは今はすごく心が落ち着いてる。家族の問題も自分の心の問題も、絡んでいた複雑な糸がようやくほぐされて整理できてきた・・・そう思うんだ。

ただ・・・ちょっと後半は、この先生の主張が少々傲慢に感じたね。ぶくぶく太ってる主婦だって、それなりにみんな悩んで、家族を支え、懸命に生きてるんだよ。先生みたいにしっかりした生き方や主張ができる女性ばかりじゃないんだよ。その辺は同じ女性として、もう少し優しい視点で見守って欲しいね。

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最近読んだ本~「女友だちの賞味期限」

女友だちの賞味期限 なぜ彼女は私を裏切ったのか Book 女友だちの賞味期限 なぜ彼女は私を裏切ったのか

販売元:プレジデント社
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最近読んだ本です~。タイトルを見て、長女がビビッてたよ。「ママ、スゴイ本読んでるね。」って・・・。

友情が壊れたり終わったりした、失くした女友達にまつわる物語を、14人の女性が綴ったもの。

具体的には自分自身の経験が思い浮かばないのに、どれを読んでも、同じような思いをしたことがあるなあ、気持ちがわかるなあ、と感じるものばかり。

わたしは子どもの頃から、女性特有のベッタリした付き合いは苦手だった。親友と呼べるような人はいない・・・ずっとそう思っていた。

いつ頃からだろう?親友と呼べるかどうかはわからないけど、自分のことを何でも打ち明け相談できる友人が数多くなった。友達も増えた。

このブログを見てくれている古くからの友人が、たとえわたしが犯罪を犯したとしてもわたしを信じる、と言ってくれたこともあるんだよ。最近はしょっちゅう会ってるわけじゃないのに・・・うれしかったなあ。

もちろん、いろんな事情で疎遠になってしまった友人もいるけれど、ケンカしたり嫌な思いを抱いて、いつの間にか離れてしまった・・・そんな人は今までいなかったんだ。そんなのは彼女①が初めてなんだ。

彼女①は、わたしを「裏切った」のかなあ?少なくともわたしは彼女を友人と思い、心を開いていた。それだけに、彼を奪ったことが許せなかった。わたしから「絶交」したんだ。

「もう二度と会わない。会ったら殺してやりたい。」何度も彼にそう言って、それはそのまま彼女①に伝わってる。直接メールに書いたかどうかは覚えてない。

何度か病院で会ったけど、あいさつ程度で話はしないし、目も合わせなかった。彼の手術の結果を知らせてきたメールの返信には、お礼の言葉と共に「わたしはまだあなたに会えません。ごめんなさい。」と書いた。

本来は彼女の元へ行った彼を憎むべきなんだよね。彼女を攻撃するのは間違ってるのかもしれない。でも・・・わたしは彼女に「裏切られた」、やっぱりそう感じているんだろうね。

この本の中にわたしと似たような例があるかと思ったけど、どれも当てはまらないように感じた。友人の彼を奪った「三角関係」も、ちょっと違う気がした。

読み終わって思ったことは、わたしは「友情」を感じていたけど、彼女①にとってはわたしは友人でも何でもなかったんだろう、と言うことだ。

彼女にとっては、彼と自分だけの世界であり、他の人たちは部外者でしかなかったんだろう。あえて言えば、自分と彼が主人公で、わたしたちは観客だったのかな?いや、観客ですらなかったのかもしれない。

ただ、感じるのは・・・男と女、人生って不思議なもの。お堅い彼女がこんな行動に出るなんて、誰が想像できただろう?

もしかしたら、わたしが彼女になっていたかもしれないんだ。わたしも彼を独り占めしたかったし、彼のそばに行きたかった。でも、今二人の生活を垣間見て、わたしは行かなくて良かったんだと、心から思う。

彼女②とわたしの間にあるものは「友情」なの?わからない・・・。

①でひどい目にあってるから、②にも心を許してはいけない、手の内を見せてはいけない、最後はライバルなんだから・・・そうも思うんだ。

でもさ・・・やっぱりわたしはわたしらしくしか出来ないから・・・。正々堂々と彼への思いも、彼の様子などの情報も惜しみなくきちんと②には伝えるよ。

いつか②とも彼を取り合って闘わなくちゃいけないときが来るかもしれないし、決裂する時がくるかもしれない。でも、それまでは友人として接して行きたいんだ。②もたぶんそうだと思うんだけど。

①にもずっとそうしてきた。その上で裏切られたけどさ、わたしは自分がいつだって誠意を尽くし、自分らしく接してきた、そのことに後悔はしてないんだ。

「絶交」なんてわたしらしくないけどさ。今はこんなふうにしか、自分の怒りを表せないんだ。憎みたいだけ憎むし、怒りが治まるまでずっと怒ってるつもり。行動しないだけマシだと思う。姿が見えない分、今は少し気持ちが治まってるかな?

この本にもあったけど、恋人との別れより、友情が壊れる方が心が痛むよね。このザワザワした気持ち・・・なんだろう?

でも、もういいや。読み終わったとき、そう思った。

もう彼女①の心配なんかする必要もない。自分が望んだ生き方を、自分で味わって行くことだろう。

わたしはわたしらしく生きる。誰のことも関係ない。彼のことも愛し続けようと思ってる。今はね・・・先のことはわからないけど。

これから先、この本にあるような女友達との別れがあるのかなあ?先のことはわからないけど、今いる友人たちとの語らいは大切にしたい、そう思う。

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最近読んだ本

人妻魂 Book 人妻魂

著者:嵐山光三郎
販売元:マガジンハウス
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最近読んだ本です~~。このところ、彼のことばかりで、本のことも仕事のことも全然書いてないから。

明治・大正・昭和の様々な人妻を紹介したものですが、なかなか面白かったです~~。

有名人やその妻がほとんどですから、それはもう個性豊か。破天荒な生き方もたくさん。昔の人でも自由な生き方をした人も多いんだなあと、ただただ感心しました。

特に芸術家と言われる人たちはスゴイですね。常識とか道徳とか・・・「そんなの関係ない!!」

彼①も芸術家のはしくれだから・・・まあ、男女関係や生活が常識からかけ離れているのは仕方ないかなあ、と変に納得した次第。この本に載ってる面々に比べたら、まだ可愛い方かもしれません。

ただ、「人妻」と言うからには、必ず「夫」がいるわけで・・・夫婦のあり方についても考えさせられました。やっぱり、「恋人」と「夫婦」は重みが違います。

様々な人妻の中で、わたしが目指したい人妻像は今ひとつハッキリしませんでした。自分にも自信がなく、夫との夫婦像が具体的に浮かんでこない。

そのうえ、妻が夫をうまくプロデュースしたり、いろいろあってもうまく行った例を見ると、全て彼と彼女①に当てはめてしまう。

もしかして、ふたりが一緒になったことは結果的に良かったんじゃないか?わたしがいつまでも、イヤだって怒ってることは、いつか間違ってたことが証明されるんじゃないかって恐れたり。

相変らず全然呪縛から逃れていない、ダメなわたしです。

ただ、感じたのは今も昔も女性たちは「愛すること」を追い求めているんだということ。人を愛して、憎んだり、裏切られたり、また愛したり・・・自分の気持ちに正直に生きられる人ばかりではないけれど、時代は違っても人間ってあまり変わらないような、そんな気がします。ちょっと勇気づけられたかも?

とりあえず、本は面白いですよ。肩を張らずに気軽に読めます。

*****

同じ著者のこちらもオススメです。

古今東西の文学者の食生活を紹介したものです。

文人悪食 Book 文人悪食

著者:嵐山 光三郎
販売元:マガジンハウス
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今読んでるのは↓

オリンピア―ナチスの森で Book オリンピア―ナチスの森で

著者:沢木 耕太郎
販売元:集英社
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本でも読んで、少し頭を冷やした方がいいですね。

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最近読んだ本~男と女の離婚格差

「モラルハラスメント被害者同盟」のサイトに載っていたので、読んでみました。

男と女の離婚格差 男と女の離婚格差

著者:石坂 晴海
販売元:小学館
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自分と向きあい、後悔しない生き方を模索し、勝ち取って来た女性たちの生き方に圧倒された。

モラハラ、浮気、セックスレス、恋愛・・・共感できるものばかりだった。苦しみの中で、納得できる生き方を求め、苦悩するさまは、自分にも重なるものがあった。

離婚した人だけでなく、結婚を継続している例も取り上げているところも良かったと思う。週刊ポストに連載したものらしいけど、なかなか骨太のルポルタージュだと感心した。

わたしもブログで年中思いを吐露しているけど・・・。何でもっと気楽に生きられないんだろう?どうして愛してしまうんだろう?なぜ、現状を受け入れ、穏やかに暮らすことが出来ないんだろう?といつも自問自答してきた。

でも、この本に載っている人たちも同様だから、ちょっと安心した。わたしなんかの比じゃないね。自分をとことんまで見つめ、納得できるまでもがき、後悔しない生き方を選ぶ。すさまじいまでの執念だと思う。それは、とりもなおさず「自分を大切にする」そのためでしかないと思った。

「なぜ女性は『愛が好きなのか・・・』・・・それは自分を成長させるおそらく最上の方法だとどこかが知っているから。」との部分に、心を打たれた。

愛さないで生きられたら、こんなに苦しまず、心も楽になれるんだろうか?自分の生き方を貫くって、どうして行けばいいんだろう?家族の存在は?夫と自分、娘たちと自分、彼と自分・・・どこを一番大切にしたらいいのか?考えても全然答えは出ない・・・。

この本に載っている人たちもまだ終着点ではないんだよね。今はこれで良しと思っても、まだまだ先のことはわからない。それでも、その時々を精一杯考えて生きてきた・・・その結果なんだろう。

わたしなんかまだまだ甘いなあと実感したけど・・・ともあれ、経済的なものは大きいなあとも感じた。明日食べるものにも事欠くようだったら、愛だの何だのと言っていられないと思う。

彼は「オレの事情もわかってくれよ。」と言うけど・・・わたしは愛で心がいっぱいだけど、彼はたぶん「生きること」の方が先決なんだよね。わかってるんだ。全てはわたしの心の問題だけなんだよね。

「しあわせ」って何だろうね?もしかしたらすぐ身近にあるのに気がついてないのかもしれない。自分の心が底なしであれば、求めても求めても得られないものなのかもしれない。

それでも、もう少し、自分を見つめる作業を続けていこうと思った。この本にある女性たちのような結果は出せないかもしれないけど、何も考えず何もしないではいられないから・・・もう少しジタバタしてみよう。この本が、そんな勇気を与えてくれたような気がする。

*****

もう一冊、最近読んだのは・・・

お父さんはやってない Book お父さんはやってない

著者:矢田部 孝司+あつ子
販売元:太田出版
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痴漢の冤罪を晴らすために闘った家族の実話。周防監督の映画も、飛行機の中で途中まで見たけど。原作と映画とでは結末が違うらしいね。

ここまでひどいの?人権なんかないじゃない?怖い・・・と信じられない思い。それでも泣き寝入りしている人が多い中で、著者はたくさんの人に支えられてラッキーな方だと思った。

*****

今読んでいるのは・・・

Book 馬車は走る

著者:沢木 耕太郎
販売元:文藝春秋
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いつもの沢木耕太郎さん。少し前の作品だけど、人間を見つめる静かな視線は健在。

*****

今思ってること。

彼のお世話をしたい願望を抑えるために、今の仕事を選んだわけじゃないけど・・・ヘルパーをやっていて正解だったと思う。

しょうがない。よその人のお世話をして気を紛らわすよ。(利用者さんには悪いかな?)「代償行為」って言うの?

辛くてどうしようもないから、忙しくして気を紛らわそう。どうせ、彼はわたしのことなんかそんなに重くないんだから。それぐらいがきっとちょうどいいんだよね。

「心の距離を置く」って難しいね。今日もやっぱりダメだ~~。

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モラハラ特集のお知らせ

「モラル・ハラスメント被害者同盟」の管理人さんからメールが届きました。

彼との騒ぎでUPするのをうっかり忘れていました。どうもすみません。

う~ん、我が家の場合「モラハラ」はまだ残ってるけど、「離婚」とはだいぶ離れたところへ来てしまったような気がしますが・・・。

一時期はいろんなことを全部夫のせいにし、自分が被害者になり、「いつか離婚してやる・・・。」と思うことで頑張れたけど、今はもうそれが出来ない。夫も変ろうと努力しているし、自分は家族とも彼とも離れない生き方を選択した。

もう、誰のせいにも出来ない。全て自分の責任だ。・・・ちょっと重いね。

まあ、肩の力を抜いて、参考のために「週刊ポスト」もしっかりチェックします♪

*********

みなさまへ

昨年10月、「週刊ポスト」に短期連載された「離婚までの昨日今日明日」が大好評につき、小学館より4月12日、「男と女の離婚格差」というタイトルで出版されました。


http://skygarden.shogakukan.co.jp/skygarden/owa/solrenew_detail?isbn=9784093797498


これに伴い、4月16日(月)発売の「週刊ポスト」にモラハラ特集記事が掲載されます。
今回は被害者3名が取材に応じて下さり、「我が家のモラハラ」について語っています。

ライターは本と同じ石坂晴海さん。前回の記事ではモラハラ以外の夫婦問題にもふれていましたが、今回はモラハラ一本!気合いを入れてご購読下さい。


ひとりでも多くの方にモラハラを知らせるため、コピペは大歓迎です。

よろしくご協力をお願いいたします。






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最近読んだ本

彼の話ばかりでウンザリでしょうから、たまには読書日記にします~~。

さすがに彼の転居騒動の最中の1週間くらいは、本を開く気になりませんでした。4月から市の図書館のシステムが変わり、パスワードを登録すると自宅のパソコンから予約や期間延長が可能になり、超うれし~~!!さっそく数冊予約、ジャズのCDも初めて借りてみました。

パスワードと言えば・・・わたしのパソコン、カードその他諸々のパスワードや暗証番号のほとんどは、夫か彼の名や誕生日を基にしています。つくづくバカだと思います。夫など、会社のパソコンのパスワードを次女のかわいがってるぬいぐるみの名にしてるとか・・・やっぱりキモイ~~!!

最近読んだもので印象に残ってるのは・・・

女子と鉄道 Book 女子と鉄道

著者:酒井 順子
販売元:光文社
Amazon.co.jpで詳細を確認する

酒井さん、好きです~~。自分と全く違う生き方をしてるんだけど、同じ女性として共感できる心情がたくさんあります。わたしも電車が結構好きなので、この本を読んで、「酒井さんのまねをして少し旅でもしてみようかな?」と思いました。彼のことばかりでいっぱいになっていないで、自分で楽しめる趣味を探さなくちゃね。

「その人独身?」も最近読みました。「負け犬の遠吠え」もすごく話題になったけど、酒井さん自身は全てに人に対しての視線はすごく温かい。読んでも楽しい内容でした。

はじめての部落問題 Book はじめての部落問題

著者:角岡 伸彦
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

彼が彼女①と暮らし、一緒に生活してる場面のあれこれを思い浮かべては嫉妬に狂いながら、なぜか読んでいたのはこの本。

著者の角岡さんの取材した記事が週刊現代に載っていたのを読み、少し興味を持ったので借りてきました。「部落差別の青春」も合わせて読みました。

大学時代「同和教育」と言う授業がありましたが、関東出身のわたしには今ひとつピンと来ませんでした。そんなわたしに、関西出身の男子学生が食ってかかってきたのを覚えています。

その人に言われたからだったか、住井すえの「橋のない川」も全部読みましたね。彼は教員志望ですごく努力して勉強していたっけ・・・名前も忘れましたが、元気で頑張ってるかなあ?

累犯障害者 Book 累犯障害者

著者:山本 譲司
販売元:新潮社
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現在読んでいるのはこれです。以外に知られていない、障害者の犯罪・・・。まだ半分くらいしか読んでいませんが、介護の仕事で接する利用者さんもいるので、考えさせられることが多いですね。

現在、山本さんは障害者のサポートの仕事をなさっていますが、刑務所内で障害者のお世話をしたことが、活動のきっかけになっているそうです。

山本さんの刑務所での生活の自伝「獄窓記」も以前読みました。閉鎖された空間の中で焦燥と怒りに押しつぶされそうになる心情が、アパートにこもって世間をのろい罵倒している彼と重なり、胸が痛くなったものです。(あの頃はバイトもしていなかったからね。)

生涯助ッ人 回想録 Book 生涯助ッ人 回想録

著者:川内 康範
販売元:集英社
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予約してあった本がこれ。

著者の川内先生は森進一の破門騒動で、話題になりましたね。あまり知らなかったけど、破天荒なスゴイ人らしいですので、ちょっと興味を持って借りてみました。

「レインボーマン」を子どものころ見ていたけど、あまりにも濃い内容に「見たいけどなんか辛い」状況だったのを覚えています。「正義の味方」も先生が作った言葉だそうです。「正義」ではなく、「正義の味方」なのが意味があるらしいです。

不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望 Book 不幸になりたがる人たち―自虐指向と破滅願望

著者:春日 武彦
販売元:文藝春秋
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この本の題名を見て、すぐ彼のことを連想しました。

何でわざわざ不幸になるように自分を持っていくのか?なぜ逃げてしまうのか?

以前ホームレス関係の本を何冊か読んだときも、ホームレスになっている人たちには似たような特徴がある。「父性の欠如」というか、人生の大切な節目に問題と向き合えず逃げてしまってきた・・・そんな生き方に流されている・・・とありました。

その問題とは別に、病気ではないだろうけど、「人格の偏り」を彼に感じるから。彼の精神構造を少しでも理解し、受け止めつつも振り回されない自分になりたい、その解決の糸口になればと思い、読んでみるつもりです。

ずっと家にこもって本を読みふけりたいけど、そうは行かないし~。何だかんだと彼の呪縛からまだ抜け出られない本の選び方みたいだけど・・・。本はいつだってわたしの友達、絶対に裏切らないし、傷つけないもんね。

また感想を書きますね♪

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最近読んだ本~昭和の遺書

昭和の遺書―南の戦場から Book 昭和の遺書―南の戦場から

著者:辺見 じゅん
販売元:文藝春秋
Amazon.co.jpで詳細を確認する

年末に「父親たちの星条旗」「硫黄島からの手紙」の2本の映画を観たあと、図書館で見かけたので借りてみました。

一つ一つの遺書が心を打たれます。硫黄島で戦死された方も多く掲載されています。遺書を書いたご本人ももちろんですが、残された家族もどんなにか辛かったことでしょう。平和な戦後日本に生まれたわたしには想像も出来ません。

夫の実家も長男が戦死して、次男の義父(9人兄弟の4番目)が東京で働いていたところを呼び戻され、家の商売を継ぎました。もしかしたら、夫の伯父にあたるその人もこんなふうに肉親に残した手紙があったかもしれないですね。仏壇に写真があるだけで身近に感じたこともありませんでしたが、改めて冥福を祈ります。

月並みな言葉ですが・・・自分の命が惜しくない人などいないし、誰だって死にたくなかったはず・・・戦争は二度と起こして欲しくないですね。

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最近読んだ本~「共依存症・・・いつも他人に振りまわされる人たち」

最近読んだこの本・・・とても共感できました。まるでわたしのことを書いてあるみたい。

共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち
Book
共依存症 いつも他人に振りまわされる人たち
著者 メロディ ビーティ
販売元 講談社
定価(税込)

¥ 1,680

著者自身が共依存症から立ち直った経験を持ち、全体を通して共依存症に悩む人たちを励まし、希望を与え、回復へ進めるように背中を押してくれる、思いやりあふれる内容に満ちあふれています。

ネットで検索した「共依存症」のほとんどは否定的で、「自分はダメな人間」とすっかり落ち込んでいたわたし。この本もきっとそうだろうと身構えていました。

でも、全く違いました。自分にもっと自信を持って良い。共依存の人は実は人一倍愛情深い、強さを持った人間なんだ、と著者は言ってくれています。ただ、あまりにも相手にのめりこみすぎているために自分自身も相手も傷つける結果になってしまっているということらしいです。

「つくさずにはいられない」「愛すれば愛するほど苦しくなる」見出しを見ただけで、自分に当てはまることばかり。彼に愛されているのか?自分のことを少しでも気にかけてくれているのか?いつも自分に自信がなく、不安でいても立ってもいられず、心の中はパニック状態。頼まれてもいないことまで先回りしてやってあげてしまい、感謝の気持ちを強要する。

人から見たら、(たぶん)行動力があり、冷静に仕事もこなし、世間的には常識ある人間・・・のはずなのに。どうして愛する人に関してはこんな風になってしまうんだろう?

この本を読んで、そうなるのはわたしひとりではないことを知って、心底安心しました。読み進めていくと、まるでわたし自身の心の中を書いてあるようでした。自分を見つめ、共依存の特徴を知り、どのように回復へ向かうか、丁寧に教えてくれています。

とりわけ、共依存者にとっては「生きることは愛すること」この2つを分けて考えることは出来ない・・とありました。では自分や相手を傷つけることなく、人生を最大限に楽しみながらその願望を満たしていくにはどうしたら良いか?

それには「脱愛着」が不可欠だそうです。「相手から離れなければならない」のではなく、愛する人から離脱し解放してあげること・・・。人は誰でも自分自身に責任があり、相手に源がある不幸な結果は当人に受け止めさせ、立ち直る自由も与えてあげることが出来る。そうすれば、わたし自身も同じ自由を享受できる・・・わかっていたのに、出来なかったことです。

でも思い当たることも・・・「最も辛いときが『脱愛着』のチャンス」とありました。7月末、わたしが「自分の人生は自分で切り開くべき。全部自分自身が原因でしょう?」と言ったことに対し、彼は「バカヤロウ!あんたにそんなこと言われる覚えはない。オレは悪くない。」とキレちゃって、そのとき初めてわたしは彼と離れようかと思いました。

その後、何となくギクシャクして会わなかった2か月の間に、不思議なくらい彼が変りました。どん底まで落ち込んだ後、前向きになり、愚痴も減り、自分で仕事を探し働き始めました。「変ったね。何があったの?」と聞いても、「そうかなあ?自分ではわからないけど・・・。」と言っていました。彼の変化の原因・・・もしかしたら、わたしが少しだけ「脱愛着」したからなのかな?

彼を愛して激情にかられる日々は戻ってきたけど、以前のように彼の人生の不遇を自分の中に取り込んで悩んだり、自分が何かしてあげられることはないかと絶えず考えたり、と言うことはなくなりました。それは彼自身の問題だからわたしはそばにいて見守ることしかできない、と割り切れるようになり、それだけでも、すごく自分自身が軽くなりました。

愛情を注ぐ相手に情緒的にのめりこむことなく、自分に対する愛情を見失うことなく、人を愛する方法。自分を愛することと人を愛することの両方から喜びを得られるような生き方。再び生き、愛するためには「バランス感覚」を身につけることが大切だと言うことでした。

少しずつだけど、回復に向かって前進しているのかな?成長できてるかな?すんなりとは行かないだろうから、これからも時には元に戻ったり、迷ったりするかもしれません。でも、必ず良い関係になれる。それだけは確信できました。

明日はまたカウンセリングに行きます。今度は少し彼との関係を相談して来ようと思います。また報告しますね。

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最近読んだ本~「わたしって共依存?」

わたしは彼に共依存、心が病んでる、彼をダメにしてる・・・「共依存」を調べれば調べるほどマイナスイメージばかりで、すっかり自分を責め落ち込んでいました。

けれど、そんな心がぱっと明るくなるような本を発見。

わたしって共依存? Book わたしって共依存?

著者:河野 貴代美
販売元:日本放送出版協会
Amazon.co.jpで詳細を確認する

この本は映画や小説、実際にあった事件などたくさんの例を挙げながら、「共依存」について考察しています。

注目すべき点は共依存を否定的に捉えていないことです。心の問題がクローズアップされ、何でも心理学的分析に偏りがちな現代だけど、人間関係は症状の分析だけでは片付けられない、生き方の問題だ、と著者は主張しています。

人に頼り頼られる必然性と素晴らしさ、誰かと親密になる積極性、それを依存と呼んで問題視するのではなく、肯定的に捉えていることが大変心強く、うれしくなりました。こんな本が今まで他にあったのかなあ?

人とかかわり親密になっていく、その裏には必ず傷つくこともあるけれど、それを恐れては何も進まない。愛することは、寂しさや傷つくことも必ず伴うものですよね。うまくいってるカップルは良くて、問題を抱えてる相手だと共依存・・・誰がそんな風に決めたんでしょう?大体、愛と依存ってどこで境界線が引かれるんだろう?

「心地よい依存を探して」の章が一番印象に残りました。わたしの心の支えになりそうです。もちろん、相手との心の距離を持ち、自分を大切にすることが第一であり、常に自分を見つめて戒めていかなくてはいけないと思ってはいますが・・・お互いが良い意味での共依存、なくてはならない存在、ステキな関係のパートナーになれたら良いですね。

う~~わたしと彼の場合はどうかわかりませんが・・・落ち込んでるわたしを心配し友人が『「わたしは共依存だ!」と思い込まず、今度は逆に「わたしは共依存ではない!」と思って物事を考えてみたら?』とメールをくれました。何せ思いつめるタイプなので、いつも騒ぎが大きくてご心配おかけしてます~~すみません。

共依存だろうが不倫だろうが、夫を裏切っていようが彼の周囲にいろんな女性がいようが、わたしが彼を好きだと言う気持ちが存在するだけ。シンプルにそれだけで良いのかも?どんなに傷ついても、人を愛する気持ちを持てたことには感謝できる、そんな気がします。

共依存は妖怪、依存しあって共に腐っていく・・・人を愛することをそんな風に責められるのは辛すぎる・・・問題ある部分は見つめて改善しながらも、他人を思う気持ちは大切にしたいです。自分は共依存だ、病気だと不安になり、悩んでいる人にはおススメの一冊です。

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最近読んだ本~「五歳児の大人」とそのまわりの人の心理学

今朝の夫、何かブツブツつぶやきながらわたしが見送ってるのにそれに答えずに背中を向けて出て行った。いつもは、さもダルそうな表情または甘えた感じの疲れた表情(なんだそりゃ?)で手を上げて出て行くのに・・・。「そんなに仕事に行くのが辛いのかよ!バカ!」と心の中で叫んだ。

そんな夫の心理、『「五歳児の大人」とそのまわりの人のための心理学』(加藤諦三 著・PHP研究所)にバッチリ出ていた。この本はいつもお邪魔しているhanaさんのブログで紹介されていたもの。(hanaさん、いつもありがとうございます♪)

体は大人で社会的な責任も果たさなければならないのに、心は五歳児のまま。だから、本来は自分のことで精一杯なのに、人の世話までしなくてはならないことがものすごい苦痛に感じてしまう。心理的に成長していないので、愛されること、与えられることばかり要求し、愛する能力が不足しているから、子育ても仕事も人生そのものが苦痛でしかないんだそうだ。

電話カウンセリングでも「だんなさんは自立していないんですね。」と言われたけど・・・その通りだと思った。「母なるものへの願望」が満たされていない子どもは、心は幼児のまま大人になり、社会的に成功しても心の底では「寂しいよ。」と泣いている。普通の大人の日常生活そのものが全て負担になってしまう。まだ大人になっていないのに大人の生活を強いられるのだから。

友人に「ピコピーさんの夫さんは育てなおさなくちゃダメだわ~~。」と言われたことがある。「我が家の一番小さな男の子だと思って接していくしかないかも?」とも。そんな夫の「お母さん」になりきって、この小さな男の子を慈しんで行けるかなあ?嫌いにはなりきれないけど、あまりにもわがままだとこっちもキレるぞ~~!!

それと気になったのが「親子の役割逆転」。心は子どもなのに現実は親の役割を果たさないといけない。五歳児の大人は、自分の子どもに自分をあやすことを強制してくるんだそうだ。

我が家はまさにこれだと思う。帰宅すると甘えた声で「○ちゃんは?★ちゃんは?」お風呂の中、自分の部屋、ちょっとしたときにも娘たちの名を子どもがお母さんを呼ぶように甘えた声でつぶやいてる。親子の役割逆転をされた子どもは悲鳴を上げ、ノイローゼになり、またその子も「五歳児の大人」になると言う。それだけは阻止しなくちゃ、娘たちを守らなくては!どうやって?それはこれから考えるけど・・・。

でも、「五歳児の大人」であっても、自分を知り幸せな人生を歩んでいく人もいると言う。この本では①際立った才能を持つかどうかではなく、自分の持っている技能を効果的に使う事。今日一日をきちんと生きること。②信仰と祈り。自分の信じること、あるいは信じたいことを心の中で祈る。自分の心を鍛えるために祈り、祈ることで救われる。これは特定の神仏と言う意味ではなく、広く宗教的なものに関してだと思う。③他人とは関係なく趣味を持つこと。趣味の世界は自分の世界であり、そこで心を癒すことが出来る。と言う3つの条件を挙げていた。

最近の夫はウォーキングやスーパー銭湯通いなど、少しずつ自分の時間を楽しむようになって来た。本やテレビも好きなので、少しは趣味らしきものを持てるようになってきたかもしれない。以前は趣味を楽しんでいる人をテレビなどで見ると、吐き捨てるように怒っていたものだ。わたしにはなぜ怒っているのか、夫の余裕のなさ、「こっちは必死で働いているのに」と言う言葉がどうにも理解できず、いつも「自分の世界があるって楽しそうだし、うらやましい。趣味があるから仕事も張りが出来て頑張れるんじゃないの?」となだめていたものだ。その気持ちがこの本を読んでようやく理解できた気がする。

わたし自身はこの「信仰と祈り」と言う部分に深く共感できた。わたしはそれなりに母の愛情を受けてきたと思うけど、やはり「信仰」と言う土壌があったから、悩みつつもどうにか心を安定させて生きてくることが出来たんだなあ、と改めて感謝した。信者としては大して活動してないんだけどね。

「自分の信じること、あるいは信じたいことを心の中で祈る。自分の心を鍛えるために祈り、祈ることで救われる。」結局、人生は自分で切り開いていくしかないんだけど、祈ることで自分の心も決まっていくんだよね。

いつも祈ってる。夫の心が救われること。娘たちの幸福。彼が自身で納得いく人生を歩んでくれること。そしてもちろん私自身の幸福も。一応、姑もわたしたちに迷惑かけないで自分で好きなように幸福に生きてくれ~と祈ってる。

最近は彼の周辺の女性への嫉妬の心で苦しみ、また彼が自分をどう思ってるのかわからず、でも彼のことが好きでたまらず、家族への罪悪感も心の片隅から追いやれず・・・で、例によって心の中は嵐。その嵐を鎮めるためにひたすら祈った。いつもいつも心の中で祈っていた。そうすると、少し心が落ち着いてくるんだよね。

それにしても、このあふれる彼への思いをどうしていいかわからなくなるときがある。もう会って5年も経つんだから、いい加減落ち着けばいいのに。これが「恋」なのかなあ?そう思うと矛盾してるようだけど、夫へも今も愛情が残ってるんだなあ、と実感する。出会ってから22年、夫の存在はずっとわたしの中にあり、今だって腹は立つけど嫌いにはなれない。もう、男女の仲を超越してるって感じ。二人も欲張って・・・自分の中に感情がありすぎるのかなあ?

全ての人を傷つけずに前に進めるとは思ってないけど・・・なるべくみんな幸福でいて欲しい。そんな願いをこめて・・・。

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最近読んだ本~「離婚裁判」「妻が得する熟年離婚」

心の中に嵐を抱えて帰宅。バスの中で長女からメール。「まだ彼のとこ?晩ごはんは何?早く帰ってきてね。」家族には友人とお見舞いに行ったことになってる。すさんだ心に長女の言葉がありがたかった。

うそをつき勝手なことをしておきながら、夕飯は鍋。最近4人がそろうことが少ないのでたまにはいいかなと・・・夫のリクエストのカキフライも買ってきた。このところ、長女と夫の関係が良好なので和やかに夫の好きなクイズ番組を見ながら会話が弾む。わたしは食欲がなかった。

この日は娘たちは二人とも模試だった。次女の成績は志望校の圏内にあるので心配していないが、先日は塾の二者面談、今日は学校の進路説明会、3日には併願の私立高校の見学会がある。その次は学校の三者面談・・・結構忙しい。この合間に往復4時間かけて数日おきに彼の元へ通うわたしはどうかしてると思う。

長女からもオープンキャンパスに一緒に行こう!と誘われている。模試も刺激になった様で、今のところ教育系を目指したいらしく志望校や受験対策も固まってきた様子。冬休みからは予備校へも通うことになりそうだ。現在受けようと考えてる大学はどこも少し距離がある・・・家から通える大学で教職課程を取れば?とも勧めるが、できれば教育系の学部に行きたいという。やっぱり一人暮らしかな?考えただけで寂しさが襲ってくる。

昨日の往復の電車の中で、弁護士の荘司雅彦先生が書いた「妻が得する熟年離婚」(朝日新書)「離婚裁判~モラルハラスメントからの脱出」(アメーバブックス)を一気に読んだ。この2冊は「モラルハラスメント被害者同盟」のトップページでも紹介されてる。

「離婚裁判」は過去にパワハラを受けた主人公が結婚後モラハラを受け、そこから脱出して離婚を勝ち取る物語。脱出のエピソードが唐突で、夫との生活も2年余りとちょっと物足りないけど(?)モラハラの入門書としてはおススメだと思った。先日、次女の学校の文化祭の後、お母さんたちとランチしたら、隣のテーブルで若いOLの人たちが「モラハラが・・・」と話していた。わ~結構世間に浸透してきているんだなあ、と実感した。言葉だけが一人歩きしないように・・・と願う。

「妻が得する熟年離婚」はわかりやすかった。5人の女性の熟年離婚のケースを物語形式で描いているもの。これを読むと、わたしは「不貞」に当てはまるから離婚となったら断然不利だと思った。肉体関係がなくても結婚生活を破綻させるような関係は「不貞行為」なんだって。結婚って双方に貞操の義務があるんだそうだ。そんなことも知らなかった・・・彼がわたしに気がなかろうが、勝手にお熱を上げて夫に心がないわたしは十分「不貞」に値すると自分でも思う。

結婚後に二人で築いた財産は潜在的に共有財産とみなされるんだそうだ。夫はそこそこ収入があるので、わたしはこれまで夫と子供たちの名義でせっせと貯蓄に励んできた。夫もかなりのへそくりを持ってると思う。

それに対して、母子家庭で奨学金で大学に行き、就職して3年で結婚、大した蓄えもないうえ、これまでに何度か自分がお金が必要なときは家計や夫からでなく自分の口座から律儀に支払ってしまい、私名義の貯金はほとんどない状態。夫と別れるなんて考えたこともなかったから。また、最近では個人情報がうるさくなり、夫名義の預金も動かしにくくなった。はあ~バカ!これから自分のお金なんて貯められるんだろうか?「不貞」な妻に権利なんかないかも?と思ってしまった。

それなら、小ずるく生きて夫のお金で食べていこう、とも思うけど・・・今朝も無言で背中を向けて出勤していった夫の姿を見ると、全てをやめたくなる。背中に「わざと」と書いてあるような気がする。彼のお見舞いに行ったわたしへのあてつけか、それともいつもの不機嫌か?

きっとわたしがみんな悪いんだろう。もう何のために生きてるのかわからなくなってきた。彼の態度も誠実なのかずるいのか、わからない。それがイヤならやめればいい・・・でもできない。全て自分持ちだ。

「進路説明会、資料忘れないでね。」と次女に語りかけられ、我に返った。気持ちを切り替え、心の中の嵐を隠して、学校へ行きます。

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週刊ポスト~妻たちが語った「決断までの昨日、今日、明日」

今日発売の「週刊ポスト」にモラハラ関係の記事が掲載される、と「モラル・ハラスメント被害者同盟」のトップページにありました。早朝パートの帰りにさっそく購入。

「予備軍8万人~熟年離婚時代をどう生きる」と言う短期集中連載で、第三回の今週号は作家の波流さんがリポート。モラハラ同盟管理人さんの熊谷さんの他、3人の方のお話が載っていました。

読んでいたら涙が出そうになってしまいました。夫と長女は出かけたけど、まだ次女が家に残っていました。今泣いてはいけない・・・必死でこらえました。自分ではしっかりしているつもりでも、心は結構弱ってる、無理してるんだな、と自分なりに感じました。

4ページの記事の中でフラッシュバックしてしまう部分が何箇所もありました。

①新婚旅行から帰って来て突然無視、「オレの親に恩を売る気か!」と激怒。・・・新婚旅行の疲れで熱が出たけど、頑張って夫の実家のご近所のあいさつ回りを済ませて帰宅。その後、姉に報告の電話をすると、電話を切った後「お前の言い方だとまるでオレの親が無理させたみたいじゃないか!」と言われました・・・これが初めてかな?怖かった。わたしも熊谷さん同様、若かったから自分の配慮が足りなかったと平謝りしたっけ。

②3人目を流産して泣いていたとき、ひどい言葉を投げつけられた。・・・わたしの場合は結婚半年目で一人目を流産したんだけど、辛かったから夫の言葉に対して甘えて何かちょっと言葉を投げつけてしまったんですよね。そうしたら、「あの時、病院でオレにひどいことを言った。」とその後も事あるごとにず~っと言われ続けました。わたしの辛い気持ちなんかお構いなし。初めての子供を失ったかわいそうな自分に酔い、「初期の流産だったので、次の子はすぐ作っても良いですよ。」と先生に言われ、わたしも落ち着いたらそうしたかったのに、「オレが辛いんだ。」とか言って全て自分がリード。長女の妊娠も夫の「許可」が降りてからでした。流産した子のことをわたしは今でも忘れられず、つい「生まれてたら今頃は・・・」なんて考えてしまうし、一生覚えていてあげよう、と思うんだけど、夫は「その子が生まれていたら、○○ちゃん(長女)は生まれてこなかったじゃないか。」と言い放ちます。男の人にはわからない・・・とあきらめていますが。

③「仕事やめて家庭に入るとここまで堕ちるかねえ。」とあざけるように笑いため息をつく。・・・我が家の場合、バカにしているのではなくいかにも認めているような口ぶりで、「ママももう少し社会に長く出ていれば、世間の常識も理解できて良かったんだけどねえ・・・(自分と違って世間が狭い、と言いたいんでしょう)」と言います。「オレがいない間の昼間の出来事を全て報告しろ。」「5千円以上の買い物は全てオレを通してからしろ。」などと、家庭に閉じ込め、がんじがらめに締め付けておきながらこの言い草。夫の言うとおりにしていたら、わたしは完全に籠の鳥になっていたと思います。

モラハラチェックリストも、たぶん夫にはピンと来ないでしょう。自分はいい夫だと思い込んでいるから・・・家計も任せ、趣味や友人との付き合いに飛び歩いている妻を容認している優しい夫。妻は勝手なことをやって、家庭で娘たちと組んで夫をないがしろにして寂しい思いをさせ、かえって自分は被害者だ、くらいに思ってるかもしれません。ちょっと不機嫌なときがあっても、家族だからこそ「虫の居所が悪いとき」は当り散らし甘えるんだから、それぐらいは良いだろう、と思っているに違いありません。

「優しさと残酷さが同居している」・・・まさに夫です。「無自覚にごく自然に酷いことが出来るの。だから混乱するの。」猪瀬さんの言葉に同感です。優しいところ、良いところもある、弱さもさらけ出してる・・・ホントにたちが悪い。根っからの悪人で憎みきれたら今すぐにでも離れるのに。時折、良いところを見せるし、弱さも見せるから見捨てられない。「たちが悪いよね。本当の悪人ってこういうのを言うのかもしれない。」とは長女の弁。「わかってやってるのかなあ?」何度我が家で繰り返された言葉でしょうか?無自覚、でもやったことの記憶は確かにあるはずだし、「わけがわからなくてやった」と言うことは一度もないはずです。

この記事の掲載が先週号だと勘違いして、昨日「そうだ!買いに行かなくっちゃ!」とつい声に出してしまったわたし。「何?」と夫の部屋から声がしました。「週刊ポストだよ。知ってる人の記事が載るかもしれないから。」「発売は明日だよ。」・・・確かめると、16日発売号でした。ホッとしたけど・・・しまった!夫に記事を見られて、モラハラ同盟のサイトからこのブログに来られたらまずい!つい、誘導尋問?にまた引っかかってしまいました。わたしが何を買いに行こうと何を読もうと良いじゃないか~機嫌の良い時は、こんな風にさりげなくわたしの行動をチェックし監視・支配しようとします。まるで悪気がなさそうに、さりげなく・・・巧妙としか言いようがありません。記事を読んだけど、やはりこれは夫に見せない方が良さそうに思うので、本は隠しわたしの勘違いだったと取り繕うつもりです。バレたらその時はそのときだけどね~~。

この記事を見て、わが身を振り返る夫がどの程度いるのかはわかりませんが、まだまだ修復できる家庭も多いはず。わたしだってうまく行くものなら何とかしたい、と言う気持ちは常にあります。最近、急激にクローズアップされた来た精神的DV、モラル・ハラスメント・・・正しい世間の理解が広がって、少しでも多くの女性や夫婦、家庭が救われていくことを望まずにはいられません。

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最近読んだ本~「一号線を北上せよ」

昨日、3泊4日の研修から帰ってきた夫、「軽く飲んで帰るので夕飯はいいです。」という丁寧なメールと裏腹に、玄関のドアを開けるといきなり不機嫌爆発・・・でしたが、その経過は次回に。いつも、こんなのばっかりじゃつまらないもんね~~。

それと・・・彼が無職同然でお金がない・・・って書いたせいか、ここ数日アダルト系、ネットビジネス系のトラックバックがたくさんあります~~。彼はパソコンも携帯も持ってないので削除させてもらってます。あしからず・・・。

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気分を変えて、最近読んだ本の話でも・・・沢木耕太郎の「一号線を北上せよ。」です。

一号線を北上せよ Book 一号線を北上せよ

著者:沢木 耕太郎
販売元:講談社
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たくさんある沢木さんの作品の中で、今までわたしが読んだものは「無名」「壇」「凍」の3冊のみ。初めて読んだ「無名」は、沢木さんのお父さんへの思いを綴ったもの。ごく普通のサラリーマンとして一生を終えたけれど、息子の作品の愛読者であり、常に見守ってくれる存在で、深い知性を感じさせる方だったに違いありません。「父の日」はもう過ぎちゃったけど、おススメですよ。

「壇」も静かな語り口の中に夫婦のあり方を考えさせられる印象深い作品でした。たまたま、この「一号線・・・」に「壇」の舞台になった異国の町を訪れるくだりがありました。読めて良かった♪

最近の作品「凍」も登山家・山野井夫妻の生き様を描いたものですが、こちらはご夫婦の個性もあってか力強さ、壮絶さを感じました。題名も鮮烈ですね。冬に読んだせいか、寒さが伝わってくるような気がしました。沢木さんは実際に登山に同行して取材を進めたそうですね。

「一号線・・・」はベトナムはじめ様々な国を訪れた紀行文です。沢木さんはスポーツ・ジャーナリストとしてのみならず、紀行文も有名。著者の優しい心が文体に感じられ、読んでいると優しい風が心を通り過ぎるような気がします。まだ4冊しか読んでいませんが、どれにも共通して流れるものがありますね~~。こんなステキな文章を書く人ってどんな人だろう?と思っていたら、何度かテレビで見かけました。文体と同じような、優しくて紳士的でステキな、思ったとおりの印象の男性でした。

本を抱えながら「ホントにこの作者って優しくてステキ~~!!」とうっとりしていると、長女が「でも、外の顔だけじゃわからないよ・・・。」だって。そうなんだよね~~。文は人を表す・・・で、著者の心が作品にあふれていると信じたいけど、外では良い人・家では家族に当り散らしいじめている・・・そんな男性ばっかり見ているから、どんな人にも裏があるんじゃないか?心から優しい男性なんかこの世に存在しないんじゃないか?とも思っちゃう。

「希望を捨てずに頑張ろうよ~~。きっと、いい人はいるはずだよ。」と自分にも長女にも言い聞かせ・・・何を頑張るんだか?ともあれ、「一号線・・・」を読んで、外国にも行って見たいなあと夢を持ったり、身近な小さな事で右往左往してるけどちょっぴり別な世界に目を開いたりと、現実逃避ではなく優しい気持ちを呼び起こしてくれたひとときに感謝!!これからも少しずつ作品を読破して、ゆっくりペースで沢木さんの世界を楽しんで行きたいと思っています。

はあ~それにしても・・・彼と同い年、同じ時代に生きてきた人なのに、この精神世界の違いは何だろう??と、関係ないのに比べてため息ついたり。わたしが読んでるのを見て、夫は「オレは沢木さんの本たくさん読んでるよ。『テロルの決算』とか良かったなあ・・・。」といかにも自分の方が高みにいる様子・・・別にいいけどね~~。

すみません、また最後はボヤキになっちゃった・・・。

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最近読んだ本~「漱石の妻」

昨日、彼に電話したら「しょうがないから運命に任せていく・・・。」だって。いろんな人に愚痴り、毒を吐きまくり、先週末少しだけ臨時収入があったから、気持ちも落ち着いてきたのかな?気分に波があるので、家にこもっているうち不安が強くなってきてまた爆発・・・と言うことも考えられます。いつもこの繰り返し。何だかんだとやり過ごしてどうにか生きてきちゃうんだよね。「また良い事もあるから元気だしなよ。」なんて、わたしも言っちゃったりして。はあ~このトシじゃもう変りようがないのかな?

最近、「漱石の妻」(鳥越 碧 著・講談社)を読みました。

漱石の妻 Book 漱石の妻

著者:鳥越 碧
販売元:講談社
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漱石の妻は夫の芸術も理解せず、お弟子さんたちにもぞんざいな態度をとる悪妻、と以前どこかの本で読んだことがあったので、興味があって図書館で借りてきました。ところが読んでみてビックリ!!漱石ってひどいDV夫、真性モラハラ夫、児童虐待までしてるじゃない!!

世に認められることの矜持と悩み、ライバルへの嫉妬、作品が出来ないときの焦り、持病による体調の悪さ、ぜ~~んぶ家族にぶつけていたんですね。それでいて、家に集まるお弟子さんには思いやりあふれる素晴らしい師匠。家族には目を覆いたくなるような暴力。お医者さんからは「精神の病」と診断されたけど、「こんな勝手な病があろうか・・・」とありました。まさしく、モラルハラスメントだよね~~。

芸術家ってこんなふうな感性の危うさに支えられているのかもしれません。彼にもそんなところがあります。(漱石と並べたら悪いかな?)その危うさが時として、素晴らしい芸術に花開くときもあるんだろうけど・・・ただ、家庭は生活の場であり、妻は現実の生活のパートナーだから・・・夢ばかりも見ていられない、むしろ正反対の存在でも仕方がないですよね。生みの苦しみをいつもぶつけられているんじゃ、家族もたまったもんじゃない。

奥さんの鏡子は漱石の病と暴力と闘いながら、夫からはバカにされ人間性を踏みにじられながらも何とか夫と心を通わせようと努力し続け、家族を守って生きてきたんですね~~。外では立派な人だからお弟子さんたちにはわからない。あまりの暴力に精神的に不安定になることだってあったでしょうし、お客さんにも良い顔ばかりはしていられない・・・その上、漱石は二人の心通わない夫婦生活を作品に書き、しかも妻の方を精神不安定な設定にしたと言うんだからひどい。後世の「悪妻説」はここから来ていたんですね。

でも、一緒に時を過ごしてきた子供たちは何が真実かきちんとわかっていたんでしょう。漱石没後、子供たちの勧めで漱石の妻としての回顧録を発刊。その口述筆記したのが、娘の夫でお弟子さんの一人だったというところも考えさせられました。「明治の文豪と呼ばれた男の真実の姿」を残しておくべきだ・・・と。鏡子自身も夫婦で過ごした真実を書き残しておきたいと言う思いもあったとありました。恨みつらみを吐き出すのとは違うものでした。

夫婦って何て近くて遠い存在なんだろう。ともありました。それでいて、心がつながっていたかのような一条の光も・・・「情」なのか?これを人は「愛」と呼ぶのか?最後にあった「別れられなかった。」という鏡子の気持ちがすごくわかります。暴力からは離れるしかないのはわかっている。だけど、外では優しい人・・・それも演技とかじゃない夫の一部で、人間的に魅力がある部分なんですよね。「飴とムチ」とか「共依存」と呼ばれようが、どこかその人を好きな気持ちは取り去れないんですよね。

与謝野鉄幹と晶子もスゴイけど・・・きれいごとじゃ済まされないのが「夫婦」ですよね。壮絶な夫婦像にしばし考えさせられました。

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最近読んだ本~「自分のために生きていける」ということ

「自分のために生きていける」ということ~寂しくて、退屈な人たちへ

斉藤学著、大和書房

「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ Book 「自分のために生きていける」ということ―寂しくて、退屈な人たちへ

著者:斎藤 学
販売元:大和書房
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「自分のために」と思ったとき、何をしたら良いかわからない~と思っていた最中、図書館で出会った本です。「家族って何?」「自分って何?」と、いろんな本を読んできましたが、この本が一番わたしの心にピッタリ来るような気がしました。

生きることが比較的容易になった現代、心の中に寂しさや退屈を抱えた人が増えている。私もその一人なんだと思いました。特別なことじゃない、みんな持っているもの・・・。

そんな寂しさを見つめ、ありのままの自分を認めて、「自分のために生きていく」にはどうしたらいいのか?自分の中の「小さな子ども」の存在を認め、誰でもなく自分自身がその子どもを抱きしめてあげること。その上で、寂しさを認めながら耐えていける、自分を愛し、人をも愛することの出来る「大人」になっていくこと。たくさんのことをこの本が教えてくれました。

過去の結婚生活で辛かったたくさんの出来事。でも、それは夫だけが原因ではないことも心のどこかでわかっていました。自分自身の寂しさは結婚以前から抱えていたものである事にも気付いたとき、夫への被害者意識が少し消し飛んだ気がしました。

無理をするのではなく、自然体でわたしも「大人」に近づけたら良いなと思いました。

同じ著者の『「家族」という名の孤独』(講談社)も読みました。

「家族」という名の孤独 Book 「家族」という名の孤独

著者:斎藤 学
販売元:講談社
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母と二人で子ども時代を送ったわたしは「家族」が欲しかった…結婚して子どもができ、必死でその家族のために頑張ってきたけれど、何か寂しい…そんな満たされない思いを抱いていました。

そんな寂しさを肯定してくれたこの本。読んでいて心に染み入り、納得することばかりでした。

最後の部分に「人は少々ブルーな気分で、適度な寂しさを抱えながら生きるのがいい。」「家族の中で人は孤独を知り、他人を求める自己を知る。」とありました。

明るく振舞う自分と寂しさを抱える自分、どちらも存在して良いんだなあと安心しました。

自分の存在の大切さ、人との出会いの素晴らしさ、そんなことを教えてもらったような気がします。

ずっと自分を見つめる作業を繰り返し、悩んだり迷ったり、時には喜ばしいことを見つけたり…バカみたいだけど、考えることはやめられないし、少しは前に進んでるかな?そんなふうに自己満足しています。

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最近読んだ本~「愛しすぎる母親たち」

3日も寝ていたら、心身ともに病人になってしまいました~。そろそろ元気出さないと!

布団の中でいろいろ思いをめぐらしていましたが・・・最近「愛しすぎる母親たち~子どものために自己犠牲化する女性」カリン・ルーベンスタイン著、神崎康子 訳(主婦の友社)を読みました。

子どもや夫を思い、家族のために献身しているうちに、自分のことが後回しにしなり、どんどん自分が失われていく母親たち。家族のために生きることが自分の存在理由だと信じ、家庭の全てを引き受け、うまく行かないときは罪悪感を募らせ、イライラや欲求不満を抱え、健康を害していく・・・。ああ、わたしもそうかもしれない、と思いました。

夫の無理解。それも大きな原因です。この本にもいろいろ書いてありました。妻が家族のために犠牲になるのは当たり前。自分は稼いでいるんだから、好きなことをしていても良い。そんな風潮はどこの国でも変わらないんですね~~。

そんな夫の考えを少しずつ改め、夫婦が歩み寄ってより良い家庭を築いていく・・・それが理想の姿なんでしょうけど・・・う~ん、我が家の場合、少々あきらめムードかな?家事を全然手伝ってくれないわけじゃないけど、夫と心から理解しあおうと努力をする気力が今のわたしにはないなあ。様々八つ当たりされて懲りちゃってるって感じ。夫とは少し心の距離を置いて自分を癒したいです。

それはともかく、「自分主義者になる」と言う部分に心惹かれました。一日1時間で良いから自分のために時間を使おう。自尊心を持とう。自分自身を大切にしよう。子どもたちに犠牲的な母親は必要ない。母親が自分を大切にする生き方に子どもたちも共感するのである。とありました。

以前、長女にも「ママはもっと自分を大切にしなよ。」と言われたことがあったっけ。でも、そう思うとわたしは今までにもそれなりに自分のやりたいことをやってるようにも思うんだけど・・・。仕事も始めた。映画も時々観に行っている。好きな歌手のライブも毎年行ってる。ランチも飲み会も・・・。本も好きだからよく読むし、信仰の会合や地域の役員で家を空けることも多い。彼の作品を見たり、一月に一度くらいこっそり個人的に会ってお茶したり・・・十分すぎるくらいかなあ?

それでも心のどこかに「渇き」を感じるんだよね。何かが違う。この「心の渇き」って言葉に、友人で「すっごくわかる!」といってた人がいたっけ。「自分主義」ってなんだろう?わたしは何がしたいの?

うまく言えないけど、わたしの場合は結局満たされない心を異性に求めてしまうのかもしれないなあと思います。お付き合いした人はそんなに多くないけど、いつも夢中になれる人がいて、その人でいっぱいになれないとダメなんだなあ。父親がいなくて男性の愛情に本質的に飢えてるのかも。夫だけではそれは埋まらないんだね。それって贅沢?恋愛依存症?一応理性も見栄もプライドもあるし、相手が大人なので適当に受け止めてくれているから、どうにか道を踏み外さずに生きてるのかもしれません。これって「自分主義」とちょっと違うよね。

いずれにしても、何があっても人のせいにはできない。全部自分が決めて進んでいくことだから。自分が悔いない選択をして生きて行きたいけど、子どもたちを泣かせるようなこと、女性として娘たちに恥じるようなことだけは出来ないね。

いつもいつも、うじゃうじゃ哲学しては堂々巡り。ちょっと脱線しちゃったかも。でも、考えずには生きられない自分だからしょうがないね。ブログで吐き出したので、また頑張ります~。今日は午後から、次女の授業参観と保護者会。「お母さん」の顔で行って来ま~す!

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最近読んだ本

最近読んだのは、児玉清さんの

負けるのは美しく Book 負けるのは美しく

著者:児玉 清
販売元:集英社
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ダンディな風貌とは裏腹に、人生に対して常にファイティングポーズをとって来た、と言うところに感動しました。俳優という仕事は決してカッコイイものじゃない。時には人間性すら踏みにじられる世界。また、孤独な自分と常に向き合う、自分との戦いの連続の世界なんだなあ…と改めて知りました。そんな自分との戦いには終わりがなく、どんなに人がほめてくれても評価は人それぞれであいまいなもの。勝利感も得られない、それならせめて「負けるのは美しく」と決めたという児玉さんの人生観に清々しさを覚えました。

若くして病で亡くなった娘さんのエピソードにも涙を誘われましたが、やはり印象に残ったのは、映画全盛期の頃の監督の俳優へのいじめ。「芸術という名の下の暴力」と児玉さんは表現しておられましたが…今も昔も精神的暴力やいじめは横行していたんだなあ、と改めて驚きました。その頃は人権などの意識も薄く、ちょっと殴るなどの身体的暴力も当たり前の時代だったからなおさらでしょう。現在も人の心の奥底にはこのいじめの快感は根強く息づいているように感じてなりません。人の心の底にある「悪」を打ち破れる方法ってないのかな?

もう一冊は「

小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語 Book 小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語

著者:鈴木 敦秋
販売元:講談社
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」(鈴木敦秋・講談社)。

激務によってうつ病を患い自殺した小児科医の家族。夜間に小児科医がいる病院が見つからず子どもの命を落とした若い夫婦。深夜の救急病院で誤診と引き継ぎミスで子どもをなくした主婦。この3組の家族の取材から、医療現場の医師との出会いをセッティングし、これからの小児救急について考察した骨太のルポルタージュです。

読んでいて、最後の方で「子育てが終わると小児救急の大切さを忘れてしまう。」と言う部分を読んで、はっとしました。娘たちが大きくなり、小さい頃もこれと言った大病も患わなかったので、どこかひと事と捉えているいる自分がいたなあ、と反省しました。

少子高齢化で人口も減っていくこれからの社会では、一人ひとりをますます大切にしていかなくてはならないと思いました。高齢化への対応はもちろん大切ですが、大切な未来のある子どもたちへの対応を怠ってはならないと実感しました。

救急モノでは、もう一冊「

救急精神病棟 Book 救急精神病棟

著者:野村 進
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Book 小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語

小児救急 「悲しみの家族たち」 の物語著者:鈴木 敦秋
販売元:講談社
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も数ヶ月前に読みました。こちらも興味深かったですね~~。精神病は業病、治らない、と言う認識は一変しました。心の病、人知のうかがい知れぬ分野ではなく、脳の一部が具合が悪くなった、環境や個人の性格の影響はあるけど、他のからだの病気となんら変わりない、と言う感覚に変わってきているんですね。もともと精神病関係に興味があるので一気に読めました。

先日、精神障害の方の作業所に実習に行ってきました。「普通の方となんら変わりないので、驚きました。精神障害への考えがポジティブになりました。」なんておっしゃってるヘルパーさんもいましたが…私の場合は、一見普通に見える奥にある皆さんの病的な部分にすごく共鳴してしまって、正直言って辛かったです。精神保健関係の仕事に就くために勉強しようかなあと考えているんですが、ちょっと不安になりました。

現在読んでいるのは「小児救急」と同じ著者の「

大学病院に、メス!―密着1000日、医療事故報道の現場から Book 大学病院に、メス!―密着1000日、医療事故報道の現場から

著者:鈴木 敦秋
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講談社)と、「
祈り―北朝鮮・拉致の真相 Book 祈り―北朝鮮・拉致の真相

著者:新潟日報社特別取材班
販売元:講談社
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」(新潟日報社特別取材班、講談社)です。拉致問題も結構関心もってます。拉致被害者の方たちの著作はだいたい読んでいますよ~~。蓮池薫さんのお父さんの詩の本がどういうわけか一番印象に残っています。「かおちゃんや~い・・・」の悲痛な叫び…親の気持ちに涙しました。

なぜか講談社の本が多いなあ。夫が永年愛読してる「週刊現代」をわたしも読んでいて、その書評欄を参考にするせいかもしれませんね。(くやしいけど…)夫はわたしが読んでいる本の背表紙はいつも何気なく確認してるけど、読みたいとは言ったことがありません。夫も本好きで活字中毒だけど、家ではサスペンスやエッセイなど軽いものがいいみたいです。趣味が合わなくてちょうどイイかも?

わたしはいつもネットで図書館の蔵書検索して、リクエストします。比較的大きな市に住んでるので、たいていの本は置いているのでうれしいです。でも~なぜか数年前彼が出した唯一の著書(実はあるんです!!)は置いてないんだなあ。やっぱりマイナーだから?一応大手の出版社から出したんだけどね。まあ、わたしは3冊持ってるからいいけど~~。

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